子宮がんの重粒子線治療 〜体験談〜
子宮がんの重粒子線治療(臨床試験)の体験談をまとめました。
子宮がん(子宮頸部扁平上皮癌)の重粒子線治療。重粒子線によるがん治療。臨床試験。
治療前・治療後の比較

2010年3月

重粒子線治療前・治療後について比較してみたいと思います。
 


重粒子線治療前 重粒子線治療後






重粒子線治療前の腫瘍の状態

子宮頸部に7cmを超える腫瘍と、
骨盤腔内に大・中・小3つのリンパ節転移が
ありました。
MRI画像を見る >>
 

重粒子線治療後の状態

腫瘍は消え、
転移のあった3つのリンパ節からも、
がんの反応は消えました。
MRI画像を見る >>
 


調

人生で一番健康だなぁ〜って思ってたかな。

毎日、自転車通勤で適度な運動をして、
自分で作った新鮮な野菜を食べて、
心も体も健康〜!って感じ。

多少疲れやすかったり、体力が落ちてたり
するのは、年齢的なものだろうと。

ただ、子宮がん検診やがんセンターでの診察
など、病院に行くようになってから、
出血の頻度と量が増えて、困りました。
 

思ってたより、体調良好。

退院後1週間くらいは、治療の影響で
お通じもイマイチだったけど、それ以降は、
治療前のレベルに戻ったかな(?)

見た目の変化は、おなかの日焼け跡くらい。
でも、これもいずれ、新陳代謝とともに、
消えるらしい。

治療前と治療後の一番大きな違いは、
生理がなくなったことですかね。
子宮は残ってますが、
その働きは失われるんだそうです。

大切なホルモンの分泌も減ってしまうそう
なので、更年期障害の症状に
注意しないといけないみたいです。
 




平日9時〜17時の事務のパート。

入院直前まで、約4kmの道のりを
自転車通勤してましたよ。
 

退院後、お正月休みをはさんで、仕事復帰。
体調も良いので、入院前と変わらず、
平日9時〜17時で働いてます。

寒いし、とりあえず車で通勤してますが、
暖かくなったら、また自転車通勤を
復活させたいなぁ。
 

30uの畑を借りて、野菜を作ってます。

夏の間は、仕事帰りに毎日畑に通って、
虫取りしてました。

入院直前は、日も短かったし、
週末に様子を見に行く程度。
キャベツ、ブロッコリー、カリフラワー等を
収穫してた時期かな。
 

冬なので、やることも少ないです。

週末に行って、ブロッコリー、スープセロリ、
だいこん、にんじん、はくさい等を収穫する程度。

畑に行くと、すごく元気が出ます♪

 





スポーツは結構なんでもやる方だと思うけど、
治療前は、それほどしてなかったです。

毎日の自転車通勤がいい運動って感じ。
特に、職場にたどりつく手前の上り坂、最高!
燃える!

あと、子宮がん検診を受ける2ヶ月くらい前に、
伊豆でダイビングしました。
沖縄とは違って、水温が低くて冷えたけど、
海から上がってすぐに温泉があって、
ウェットスーツのまま温まれるんですよ。
伊豆ならでは!
 
退院後は、寒くて、ろくに運動もせず、
すっかり運動不足。

暖かくなったら、とりあえず、
自転車通勤から始めます。




どうなるかわからない不安でいっぱいでした。

そんな時は、とにかく情報収集!
まずは、自分の病気の事を調べるところから
始まって、自分と同じ病気の人の体験談とか、
治療方法とか、自分のケースに当てはまりそうな話をインターネットで検索して読みあさりました。

病気で死ぬことより、
病気で今の生活を継続できなくなることの方が
怖いと思っていました。
 

治療は無事終わったけど、どうしたって
泣きたくなる瞬間はありますよ。

そんな時は、とりあえず、
悲しい事を考える時間を与えない。

仕事をするのは良い気分転換になるし、
入院中の楽しい思い出に浸るもよし。
私なんかは、このホームページを作ってる瞬間
すごく集中してるので、余計な事を忘れます。

あとは、結局、泣いたって何の解決にもならない
って思ったら、意外と冷静になれますかね。