私が「子宮がん検診」を受けたのは、4年間の沖縄生活を終え、
本土に戻ってきて、9ヶ月後のことでした。
沖縄にいた時は、はっきりとした自覚症状もなかったし、
病院を探したこともあったけど、家の近くには良い病院が見つけられなかったし、
婦人科の診察に抵抗もあったので、「沖縄にいる間は、まだいいや」って思ってました。
その結果、がんが結構進行した状態で見つかったわけですが・・・
今になって考えてみれば、重粒子線治療を受けれたのは、
がんが進行してて、手術が難しい状態だったからなわけで・・・
もし、沖縄に住んでいなくて、もっと早く「子宮がん」が見つかっていたら、
手術で子宮を取ることになっていたかもしれない・・・そう思うと、すごく怖いです。
きっと、女性だったら、病気を治すためとはいっても、
子宮とか、胸とか、切って取ってしまうなんて、ものすごくつらい事だと思う。
たとえ、その働きを失ったとしても、「残したい」と思うはず。
まして、まだ若くて、子供もいない人なら、
「手術を受けるくらいなら、死んだ方がまし。」とさえ思うかも。
そう考えていくと、私なんて「がんが進行しててラッキーだった」みたいな、おかしな話になりますよね。
もちろん、「子宮がんの重粒子線治療」って、まだ臨床試験だし、
治療直後の今どんなに良く見えたって、今後どうなるか保証されてるわけじゃないけど、
でも、私は、今こうして治療前とほとんど変わらない生活を送れていることが、すごく貴重で、
治療の選択肢の中に「重粒子線治療」があったことをすごく有難く思っています。
だから、私は、偏った考え方かもしれないけど、
「子宮がんの重粒子線治療」が早くもっと一般的な治療になれば良いなぁと思います。
・・・なので、私は、この臨床試験がうまくいくように、良い被験者になりますよ〜
今の健康を維持して、交通事故とかでうっかり死なないように、気をつけます。
みなさんも、どうかこの試験が良い結果に終わるよう見守っていてくださいね。
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